お客様から、「夜になると天井裏でドシドシと足音がするうえ、ノミやダニの被害が増えた」とのご相談をいただきました。今回の原因はハクビシン。秋は、ハクビシンが巣を作る時期でもあり、人家の天井裏や物置に侵入してくることがよくあります。
駆除作業の流れ
今回は、侵入経路を特定し、専用の忌避剤を使って天井裏のハクビシンを駆除しました。さらに、侵入防止のためのネットや柵の設置も行い、今後の被害を防止する対策を施しました。また、お客様のご希望に応じて、ノミやダニ対策の消毒処理も併せて行い、安心して過ごせる環境を取り戻しました。
秋のハクビシンの行動
秋は、ハクビシンが冬に備えて巣作りやエサ集めに活発になる時期です。天井裏や小屋など暖かくて狭い場所を求めて侵入し、巣を構えることもあります。その際に溜め込んだ食べ物や排泄物が原因でノミやダニが発生し、居住スペースに被害をもたらすことがあるのです。
ハクビシンの生態と被害
ハクビシン（白鼻芯）は、名前の通り鼻の部分が白いのが特徴の動物で、雑食性のため、果物や昆虫だけでなく小動物まで食べる習性があります。特に夜行性で、夜になるとエサを探して人家の天井裏や物置などに侵入し、巣を作りやすくなります。天井裏で大きな足音が聞こえるのは、ハクビシンが活動している証拠です。
ハクビシンの習性と予防
ハクビシンは特定のエリアに定着しやすく、特に暖かく狭い場所を好みます。定期的な点検や、侵入しやすい場所の封鎖が必要です。屋根や壁の隙間をしっかりふさぎ、エサになるようなものを家の周囲に置かないことも効果的です。被害が拡大する前に、早めの対応をお勧めします。
